水中構造物調査

2022年に行ったROVを使用した調査総集編

2022年に行った水中構造物の調査の模様をまとめました。
1、弊社建設のROV操縦訓練施設での模擬下水道管調査
2、漁港矢板岸壁調査
3、洋上での海底調査
4、ダムにおける導水管呑口への調査
5、防火貯水槽調査
これらの模様を約6分にまとめております。

ROVによるダム取水口・導水管呑口調査

東北地方整備局玉川ダム管理所の協力を得てダムの導水管呑口を試験フィールドとしてROVを潜航させました。
導水管呑口は水深-65mと深く、浮遊物及び透視度が心配されましたが、ROV搭載の標準ライトの他、オプションの12000ルーメンのLEDライトを追加しました。水深-65mにおいてもはっきりとした映像が撮れ、ダムの調査でも有効に活用できる事が実証されました。
潜水士では調査が困難な場所においてROVを活用する事により、長時間に渡る調査確認が可能となります。

水中ドローンによる海底調査 -15.6m

2019年に設置された、洋上風力発電実証設備の現状を確認するため水中ドローンによる調査を実施しました。
現地は水深-15.6mで光も届かず、透明度及び透視度も無い悪条件でしたが、水中ドローンにより海底構造物の調査が可能なことが実証されました。
今回の調査により、濁り、浮遊物、潮流等の調査に支障をきたす問題が浮き彫りとなり、その解決策が今後課題と考えます。

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